コンクリート充填鋼管構造CFT構造
鋼管内にコンクリートを充填した鉄骨構造形式で、低層から超高層建物まで幅広く適用できる構造です。
特長
- 1. 優れた構造特性
- 鋼管とコンクリートの相互拘束効果(コンファインド効果)により、剛性、耐力、変形、の面で優れた特性を発揮します。
- 2. 設計自由度の向上
- 構造特性に優れており、柱断面がコンパクトで平面・立面計画の自由度が高い構造を可能にします。
- 3. 施工性向上と工期短縮
- 鉄筋、型枠工事が不要で施工性に優れ、工期短縮が図れます。
- 4.耐火被覆の軽減
- CFT造柱は内部にコンクリートが充填されているため、一定の条件下で無耐火被覆工法の採用や耐火被覆の軽減が可能になります。
概要
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耐震性と耐火性を両立
鋼管とコンクリートの特性を十分に引き出すことにより、従来のS造やRC造、SRC造に比べて耐震性能に優れ、S造に比べ耐火性能に優れた特性を発揮します。
主な施工実績
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- 物件名
- PMO岩本町Ⅱ新築工事
- 発注者名
- 施主:野村不動産株式会社
- 場所
- 東京都千代田区