理念・行動規範

企業理念

「誠実・進取・創造」

誠実進取で自ら創造し、常に社会の要請にこたえる事業を行う

経営理念

建設エンジニアリングによる価値創造を通して、
従業員の自己実現と企業の持続的成長を目指す

当社においては「企業理念」は「創業者が策定した企業経営に当たっての不変かつ普遍的な精神」であり、「経営理念」は「創業時から受け継がれている企業理念をベースに、環境変化に柔軟に対応するための経営者による基本的方針」であると定義しています。
企業理念については、創業者である故山田勝男氏が表明された創業精神であり、そして経営理念については、次のような考えに基づいたものです。
現在の我が国では、大量生産・大量消費による高度経済成長から多様化・環境保全による持続的成長への転換に向け、新しい社会のあり方が求められています。このような中で、当社も創業時から目指してきた建設施工の工業化から、建設に関わるあらゆる分野のエンジニアリング化へのステップアップをさらに推し進めたいと考えています。
ここでいうエンジニアリングとは、工学という言葉の持つ「自然科学と人文社会科学の融合」「人間社会にとって望ましい環境を構築するという公共性」「時間、人員、予算等の経営資源とリスクの合理的なマネジメント」「環境に対する配慮(サステナビリティ)」「説明責任(アカウンタビリティ)」等を含めた広義のエンジニアリングです。 この経営理念の下、多様化する社会にエンジニアリングによる新しい価値を提供し続けることで、従業員一人ひとりの成長と幸福の実現、そして企業の持続的成長を目指して参ります。

⾏動規範

この規範は、矢作建設工業株式会社およびその子会社(以下「会社」という。)の役員、従業員ならびに会社の業務に従事する全ての者(以下「役職員」という。)が業務を遂行するにあたり、個人として行動する上で遵守すべき基本事項を定め、法令遵守はもとより企業理念の実践を通じて会社が社会から信頼される企業となることを目的とする。

公正取引
公正かつ自由な競争を旨として、全ての利害関係者と公平かつ透明な関係を維持し、不正な手段や不透明な行為による利益の追求を行ってはならない。
品質管理
合理的な生産体制の確立に向けて日常的に努力し、顧客に対して安全かつ高品質な建造物およびサービスを提供しなければならない。
安全衛生
事業活動のあらゆる面において基本となる安全性を優先するとともに、生産活動に影響を及ぼす衛生面に対する認識を高く持たなければならない。
人権尊重
健全かつ快適な職場環境の実現に向けて、社内外を問わず、全ての人々の人格、人権を尊重し、国籍、人種、性別、宗教、身体上の理由等による差別を行ってはならない。
反社会的勢力との関係遮断
市民社会の秩序に脅威を与える反社会的な団体や個人に対しては、毅然とした態度で立ち向かい、一切の取引を行ってはならない。
取引先との関係
取引に際しては社会良識をもって行動するものとし、会社の優越的な地位を濫用して取引先から個人的な利益供与を受けてはならず、また会社や取引先に不利益を与えるような行為を行ってはならない。
情報開示
全ての利害関係者に対する公正な会社情報の開示に努めるとともに、役職員自らインサイダー取引となる行為を行ってはならない。
守秘義務
業務上知り得た機密情報について、業務目的以外の目的に使用しないことに加え、在職中および退職後を問わず、社外へ開示または漏洩してはならない。
知的財産
会社が保有する知的財産権の維持または確保に努めるとともに、不注意により他者の知的所有権を侵害するような行為を行ってはならない。
環境保全
「環境方針」を遵守し、事業活動の全てにおいて地域の環境問題に配慮して行動するよう努めなければならない。
協力会社との関係
企業競争力を高めるため、協力会社と相互の立場を尊重し、共に活発な技術改善活動を実践することで、効率的な施工体制の確立に努めなければならない。
社会との調和
良き企業市民として積極的に社会に貢献する活動を推進し、地域社会との良好な関係の構築・維持に努めなければならない。