環 境

資源循環への取組み

分別排出を徹底することにより廃棄物の削減に努めています。
また、建設副産物の削減と再資源化等を目指すことや、オフィス活動においては、積極的なグリーン購入を推進しています。

建設副産物の発生抑制に向けた取組み

建設副産物の発生を抑制し、最終処分量を削減するため、3Rを推進する下記の取組みを行っています。

Reduce

削減、発生抑制

  • 1. 無駄な材料は買わない、買わせない
  • 2. 無駄な材料は持ち込まない
  • 3. 事前に梱包材の削減要求しよう
  • 4. 事前にプレカットを要求しよう

Reuse

再使用

  • 1. 回収容器の使用製品を購入しよう
  • 2. 回収パレットを使用させよう
  • 3. 材料の端材の有効活用しよう

Recycle

再生利用

  • 1. 分別パレットを設置しよう
    ①段ボール ②金属くず(専ら物)
    ③廃プラ ④木くず ⑤コンがら
    ⑥アスがら(再資源化)
    ⑦石膏ボードくず、ALC板くず(広域認定)

掘削残土※排出時注意:残土条例

  • 1. 建設発生土情報交換システムを利用して
    建設発生土の有効利用しよう

作業所から排出される建設(産業)廃棄物については、排出量を把握し、リサイクル率の向上や建設副産物の発生原単位の削減を目指し、KPIで目標管理をしています。

総排出量

10万t

リサイクル率

96.50%

産廃総排出量とリサイクル率の推移

リサイクルの種類

2022年度 部門別排出量実績

リサイクル率(%)

コンがら 99.9 繊維くず 100.0
アスがら 99.1 廃石こうボード 95.9
その他がれき 91.5 混合(安定型) 77.0
ガラス・陶磁器くず 52.0 混合(管理型)※2 72.4
廃プラスチック 62.7 石綿含有廃棄物 0.0
金属くず※1 99.7 廃石綿 0.0
建設汚泥 98.8 廃蛍光灯・水銀灯 71.2
紙くず 92.1 廃油・廃アルカリ等 11.5
木くず 97.9

※1 廃電気機器含む ※2 燃え殻含む

グリーン購入[オフィス部門]

グリーン購入の割合

[施工部門]

分 類 グリーン購入
盛土・埋戻材 建設発生土 805,093㎡ 他現場での掘削土の搬入
場内再生利用 42,551㎡ 場内掘削土を仮置きし埋戻し土として再利用
生コンクリート 低炭素
コンクリート
5,674㎡ 高炉生コンクリート
骨 材 リサイクル
砕石
10,062㎡ コンクリートガラのリサイクル処理施設から搬入
鋼 材 電炉鉄筋 16,909t 主に鉄スクラップ(金属くず)を原料とする鋼材
電炉鋼材 17,766t

ユニフォームのリサイクル

当社では、職員が着用したユニフォームを回収し、広域認定制度を利用したリサイクルを実施しています。

ユニフォームのリサイクル

資源循環に寄与する技術

アスコン・リサイクル

アスコン・リサイクルセンター

アスコン・リサイクルセンター

〒470-0371
豊田市御船町山ノ神56-2-3
TEL 0565-44-2972 FAX 0565-44-2973

ISO 9001 / ISO 14001
アスファルト混合物事前審査認定
産業廃棄物処理許可(中間処理)

アスファルト混合物の循環

アスファルト混合物の循環

当社グループが確立したアスファルト舗装廃材リサイクルの新しい流れ

従来の排水性舗装

単粒砕石(13〜5mm)を主骨材とする天然素材で製造。天然素材を利用することで、排水性舗装の構造特徴である空隙率(開粒度)を確保していました。そのため、舗装全体の再生率は20%程度でした。

表層工/排水性アスコン T=5 再生率=0%
基層工/再生粗粒度アスコン T=5 再生率=45%
全体の再生率≒22%

ヤハギが提案する再生排水性舗装

アスファルト舗装廃材を利用した再生骨材を使って製造。不特定アスファルト舗装廃材を粒径13〜5mmに分級することにより、舗装全体の再生率を約30%まで可能にしました。分級して残った粒径5〜0mmは、その利用方法が問題となっていましたが、ヤハギはアスコン用再生骨材として有効利用できるようにしました。

※通常生産される再生骨材(R13-0:連続粒度)を、「R13-5(単粒度)」と「R5-0(連続粒度)」に分級します。
 R13-5は再生排水性アスコンに、R5-0はR13-0とともに再生密粒度アスコン(13)に使用します。

表層工/再生排水性アスコン T=5 再生率=30%
基層工/再生密粒度アスコン T=5 再生率=45%

<リサイクルの流れ>

リサイクルの流れ