ホーム > 技術一覧 > 省力化・省人化 > 鉄骨梁横座屈補剛工法(YZ補剛工法)
鉄骨梁上部の鉄筋コンクリートスラブによる補剛効果を定量的に評価することで、従来必要であった横座屈補剛材を省略することができる工法です。本工法は株式会社錢高組との共同開発によるものです。
(一財)日本建築総合試験所 GBRC性能証明 第19-05号 改1
鉄骨造の建物の梁に多く採用されるH形鋼は、従来鉛直方向の大きな力に対して梁が横方向に変形する現象(横座屈)を起こす恐れがあり、この現象を防止するために小梁などの補剛材を設けるといった対策が必要です。
本工法では、鉄骨梁と鉄筋コンクリートの床とが一体化しており合成構造を形成している点に着目し、鉄筋コンクリートの床による補剛効果を定量的に評価し、従来の横補剛材の省略を可能としました。