ホーム > 技術一覧 > 鉄道技術 > 次世代型道床締固め機 ドットタンパー
タンピングバーを8頭搭載し、簡単な操作で均一に道床バラストを締固める機械です。
作業人員の削減、負担の軽減などを可能にします。
機械操作に関しては車両系建設機械の資格や熟練度を必要としません。
従来作業では、人力または熟練オペレータによる専用重機により道床バラストの締固めを行っていました。今回開発したドットタンパーはタンピングバーを8頭搭載しており、作業員1人でタンピングバーを8頭同時に稼働させることができるため、人員の削減を図ることができます。
また、従来の重機操作は熟練度を要しましたが、簡単な操作を実現したことにより熟練度によらず均等な仕上がりが可能となりました。
機械は締固め本体と電源ユニットで構成され、それぞれを軽量化したことにより中型車両での運搬が可能になり作業箇所への搬出入も容易となりました。
なお、ACモーターを動作させる電力は現在は発電機ですが、将来的にはバッテリーに変更することで、従来機械より大幅な低騒音化と排出ガス削減を目指していきます。
専用重機による道床バラスト締固め
人力による道床バラスト締固め