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建築基礎工事における新たな省力化工法「Y's ベースリング」の開発

 当社は、将来の技術者、技能労働者不足を見据え、従来よりも基礎梁高さを縮小できる新たな基礎梁貫通孔補強工法「Y's ベースリング」(ワイズ ベースリング)を丸井産業株式会社(本社:広島市、代表取締役社長:下瀬ゆみ子)と共同開発し、一般財団法人日本建築総合試験所(GBRC)より性能証明を取得しました。
 マンションや工場など地下に設備配管スペースを備える建物では、基礎梁に直径60cm程度の点検用貫通孔を設けることが一般的であり、孔を開けることで強度が低下する基礎梁を補強する必要があります。従来では、設計規準(※1)において、補強された基礎梁高さを貫通孔直径の3倍(180cm)以上にすることが望ましいとされていますが、今般開発した基礎梁貫通孔補強工法「Y's ベースリング」では、基礎梁高さを貫通孔直径の2倍(120cm)にまで縮小することを可能とします。既製の貫通孔補強金物を改良し適用できる範囲を拡大した工法であり、比較的容易に施工できることが特徴です。
 本工法を採用すると、掘削や埋め戻し、土留めなどを含む基礎躯体工事を省力化でき、従来と同等の性能を確保したまま基礎躯体工事コストを5~8%低減することが可能となります。掘削深さが浅くなることで、設計や施工計画における地下水位の影響を軽減できる効果も期待できます。  また、こうした基礎躯体工事の削減によって、産業廃棄物、および重機作業が低減されるため、CO2発生抑制にも貢献できると考えています。  なお、本工法は、6月8日付にて一般財団法人日本建築総合試験所(GBRC)の性能証明を取得しています。総合建設業である当社と、建設資材販売・製造メーカーである丸井産業が、それぞれの得意技術を活かし、効率的で迅速な開発が実現しました。
 当社では、建設事業全体において、事業領域の拡大と市場競争力の強化を目的とした研究開発を推進しており、今後も技術者、技能労働者不足を補うべく、効率化、省力化を追求してまいります。



※1.日本建築学会「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」

Y'sベースリング

Y's ベースリング イメージ



ys_baseling2.jpg

Y's ベースリング 使用例