地球の表面は、「プレート」と呼ばれる厚さ数10kmの岩盤で覆われています。プレートはひと続きになっているのではなく、10数枚が集まって地球を包んでおり、それぞれが違う方向に、年間数cmの速さで移動しています。そのため、プレートどうしの間に圧縮したり引っ張りあったりする力が働きます。この、プレートの運動が生み出す巨大な力が、地震を引き起こすのです。地震は、その発生メカニズムによって大まかに海溝型(海洋型)地震と直下型(内陸型)地震の2つに分けられます。
海溝型(海洋型)地震
海溝型地震は、プレートの境界部で発生するもので、陸のプレートの先端が、下に潜り込もうとする海洋プレートにひきずり込まれ、やがてその歪みに限界がきて元に戻ろうと跳ね上がる際に発生するタイプの地震です。この種の地震は地球の活動によってプレートが動く限り、一定のサイクルで発生することとなります。
1923年の関東大震災や現在心配されている東海地震・東南海地震がこれに該当します。
直下型(内陸型)地震
日本列島付近では、陸プレートと海洋プレートがぶつかり合うため、陸プレートの内部にも大きな力がかかることとなり、陸プレート内部の岩石が破壊されることによって地震が発生します。この地震は、われわれが住んでいる所に非常に近いところで起こることから「直下型地震」、「内陸型地震」と呼ばれます。
直下型地震は、プレート内に蓄積された歪み(=活断層)がずれることによって発生するものですが、この活断層は日本各地に存在しています。
1995年の兵庫県南部地震、2004年の新潟県中越地震は、これに該当します。
なお、海溝型地震、直下型地震以外のものとして、火山活動によって発生する火山性地震があります。
出典:地震調査研究推進本部「地震のメカニズムを探る」より
- 地震の発生メカニズム
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